
帝王切開の入院グッズって何が必要なの?なるべくお金をかけずに準備できる?
帝王切開の術後は、起き上がったり身体をひねったりする動作をするだけで、おなかの傷が痛むので、なかなか動けません。
そのため、術後しばらくはベッドの上で過ごすことになります。
筆者の私は、経膣分娩の予定が緊急帝王切開になってしまいました。

こんにちは!元手術室看護師のモモママです。私は、コロナ禍に娘を出産しました。
この記事では、帝王切開での入院中に便利なグッズについて紹介しますね!
この記事では、私が帝王切開で入院した経験をもとに、役に立った便利グッズをご紹介します。
- 帝王切開の入院で必要な便利グッズ
- 産院の貸出がなければ持参すべきもの
- 帝王切開の入院の持ち物で要らなかった物
ちなみに、誰にでも起こりうる経膣分娩予定からの、「緊急帝王切開」を経験した私の出産レポも書いていますので、ぜひ合わせて読んでいってくださいね。
そして、帝王切開後から退院まで、入院中の毎日の出来事を綴ったレポも書いてますので、ぜひこの記事のあとに読んでみてください。
最後にも貼っておきますね。
便利グッズ一覧
まずは、帝王切開後にとっても役に立った便利グッズをご紹介します。
100円ショップでも買えるもの
「出産準備はなるべく安く済ませたい!」と思っているママへ向けて、100円ショップで買えるものからネットで揃うものの順で一気にご紹介して行きますね。
S字フック
帝王切開直後は傷の痛みで、ベッドからなかなか動けません。
必要最低限の動きで必要なものが取れるように、ベッドの柵にS字フックでよく使うものをかけておくことをオススメします。掛けておくと便利なものは以下の3つです。
1.充電器のコード
2.ゴミ袋
3.ミニバッグ(頻繁に使うものを入れておく用)
これに関しては、最強にオススメのアイテムを発見したので、次にご紹介します。
バッグインバッグ(DAISO)
筆者が出産するときにはまだ売られて無かったのですが、もし過去に戻れるなら絶対に持って行っていたアイテムです。
〇商品名:布製インバッグ(無地)


このバッグは、とにかく収納が沢山あります!



数えてみたら、計11個も収納がありました!
チャック付きの部分もあり、とっても便利です。
このバッグの中に、以下の写真のモノを入れてみました。

これが全て、このバッグにおさまっちゃうんです。

結構ふくらんでいますが、こんなに沢山入るのは便利ですよね!
・深さがそこまで無いので、ベッドに寝たままでもバッグの奥まで手が届く
・たくさんポケットがあり、こまごましたモノをすっきりまとめられる
・スマホも充電しながらつっこんでおける
とにかく、最小限の動きで必要なモノが取り出せるんです!
ここで、バッグインバッグに入れておく便利グッズを紹介しますね。
- メモ帳
- ペン
- 除菌シート
- 赤ちゃんお手入れセット
- 体温計
- リップクリーム
- イヤホン
- 乳頭ケアクリーム
- ハンドクリーム
- 歯磨きセット
- 手鏡
- スキンケアセット
- 大人用爪切り
- ヘアゴム、シュシュ、ヘアクリップなど
ちなみに、赤ちゃんのお手入れセットで今でも使っているものがコチラの商品です。
コンパクトにまとめられ、ケースも角が無く安全なので重宝しています。
この商品は、最安値かつ送料無料のものを探してきましたので、リンクを貼っておきますね☆

私は入院中、サイドテーブルにメモ帳やペン、リップクリーム、乳頭ケアクリーム、箱ティッシュなど頻繁に使用するものを置いていました。
こまごましたモノが多く、すぐに机の上が散らかってしまうので、毎回食事のたびにテーブルの上を片付けることを繰り返し、プチストレスになっていました。
ですがこのバッグインバッグ一つあれば、すべてがコンパクトにまとまっちゃうんです。
それにこのバッグインバッグ、産後もながーく使えるのです。
パターン2:メイク道具セットとして
パターン3:ママ用バッグの整理セットとして
それがたったの330円。買いですね!
DAISOで探してみてください。
コンパクトミラー
入院中、ちょっと自分の顔を確かめたいときや、軽くメイクをするときなどに便利なアイテムが、コンパクトミラーです。
病室に大きな鏡がある場合もありますが、傷をかばいながら歩いていくのも大変ですので、これ一つあれば安心です。
アイマスク・耳栓
産後は約3時間おきに、オムツを替えて、授乳して…と忙しくなります。
なので、「寝るのは夜」ではなく、「空いた時間には体を休め、眠る」ことが大切です。
日中は太陽の光がまぶしく、カーテンを閉めても眠れないことがあるので、アイマスクを持っていく事をオススメします。
眠れなくても、目をつぶり、横になるだけでも休息できます。
また、個室ではなく大部屋の場合は、隣のベッドで赤ちゃんが泣いていたり、生活音が聞こえたりすると音が気になって眠れない事もあるので、耳栓を持っていき心と体を休められるようにしておきましょう。
ペン・メモ帳

産後のお世話や入院中の予定、スケジュールなどについてメモしておきたい事があれば、スマホのメモに書くのも良いですが、ペンとメモ帳があれば尚便利です。
育児記録をノートに書いていきたい人もいるかと思いますので、ペンとメモ帳があると安心ですね。
また、育児記録をスマホで手軽に残しておきたいという方には、「ぴよログ」がオススメです!
iPhoneとApple Watchユーザーの私にとって、「ぴよログ」は抜群に相性が良いアプリなんです。

なぜなら、育児記録を付けるたびにiPhoneを開かなくても、Apple Watchからワンタップで記録できるからです。
詳細は、こちらの記事で↓
ゴミ袋(手提げタイプ)
入院中、ちょっとしたゴミが出てくるので、ゴミ袋は必須アイテムです。
手提げタイプのゴミ袋にしておけば、ベッド柵にS字フックをかけてゴミを入れられます。
また、手提げの部分で袋をしばる事もできるので、この点は大切です。
ペットボトルのストローキャップ
筆者は「産後は母乳を沢山出すためにも、1日1.5リットルは水分を取ってくださいね」と産院で言われました。
そのため、1日に何度もペットボトルの蓋をあけて、水分補給して、また閉じて、と繰り返すことが案外大変でした。
そんな時に、ストロー付きのペットボトルキャップがあれば、横になったままでも楽に飲めます。
特に帝王切開後で傷の痛む身体には優しいグッズです。
ペットボトルキャップは陣痛、出産の時から使えるので、便利なアイテムですね。
マスク

院内にいても、まだ新型コロナウイルスに感染する可能性はあります。
また、院内にはいろいろな方がいるので、コロナ以外の感染症も存在している可能性があります。
更に、病室が乾燥していると喉が痛くなってしまう可能性があるので、マスクは便利アイテムです。
使い捨てのマスクを多めに持っておきましょう。

アナログ時計
病室には時計が置いていない場合がほとんどです。
そのため、毎回スマホで時間を確認することになってしまいます。
起き上がるのも一苦労なので、ベッドの近くに置けるアナログ時計を一つ準備しておきましょう。
院内用移動バッグ・ポーチ(ショルダーバッグタイプ)
入院中、ちょっと売店に行きたいときや、トイレに行くときなど、小銭を入れたり産褥パッドを入れられるようなサイズのバッグがあればとっても便利です。
術後、傷の痛みの程度は人それぞれですが、やはり動くと傷が痛みます。
移動時、手すりなどを掴む時など両手が使えるように、肩掛けのショルダーバッグが一つあると安心です。
お店やネットで買えるもの
延長コード
病室の壁のコンセントに直接充電器を刺してしまうと、コードがべッドまで届かないことがあります。
その場合、充電しながらスマホを触ることが出来なくなってしまいます。
また、充電したいものが複数ある場合、延長コードは必須アイテムですね。
筆者はスマホとApple Watchを充電していたので、延長コードは重宝しました。

この記事を読んでくださっている方へ感謝の気持ちを込めて、コスパ◎ 使いやすさ◎ 送料無料◎ の商品を探してきましたので、ご紹介しますね。コチラの商品のオススメな点は、
・送料無料!
・3年保証(18か月保証)で安心
・節電スイッチ付き
・雷ガード付き⚡
・コンセントだけでなくUSBポートが2つもある→ここが普通の商品と違いますね!
もちろん退院しても色々な場面で大活躍するので、買っておいて損はないですね。
充電器(長いものだと便利)
最近は、300円ショップへ行くと、3メートルの長さの充電器を見かけます。
普段使っている充電器よりも、長いものであれば遠くまで届くので、入院中はとても便利です。
ゴムがゆるめのパジャマ・部屋着
帝王切開の術後は、傷を押さえるだけで痛いので、ゴムがきついパジャマを履くと痛くて大変です。
そのため、ゴムがゆるめのパジャマや部屋着を持っていく事をオススメします。
ワンピースタイプだと、お腹周りを締め付けないので、特に夏場はオススメです。

ゴムが緩めの下着・マタニティショーツ
産後もしばらくは悪露が出るので、できればゴムが緩めのマタニティショーツを履くことをオススメします。
ワンピースタイプのパジャマ・授乳服
ワンピースタイプのパジャマや授乳服は、お腹を締め付けないのでラクに過ごせます。
冬場はワンピース一枚だと寒いので、上着を羽織ったり、お腹を締め付けないマタニティレギンスを履いたりするのも良いですね。
授乳ブラ
産後は頻繫に授乳するので、授乳ブラを付けていました。
筆者は様々な授乳ブラを試しましたが、ノンワイヤーで、上でパチンと留められるタイプが一番オススメです。
ワイヤー入りのブラを付けると、締め付けている部分の血流が悪くなり、ワイヤー周囲の乳房が部分的に硬くなってしまいました。乳腺炎の危機!!と思い、急いで授乳ブラを変えました。

イヤホン
入院中、ずっと赤ちゃんのお世話をしておくと疲れてくるので、好きな音楽で癒されたり、家族と電話したりするときにはイヤホンが重宝します。
筆者は個室ではなかったので、電話コーナーにスマホとイヤホンを持っていき、旦那や家族と電話していました。

リップクリーム
筆者は、妊娠中から愛用していたリップクリームを持参しました。
口が乾きやすい出産(陣痛中)のときにも、使いました。
入院中は、気合を入れてメイクをする事はほとんどないと思いますので、色付きのリップを使うと気分が上がりますよね。
病院からの貸し出しなければ持参をオススメ
産院により、貸し出しのあるもの無いもの様々です。
いざ出産で入院!となって足りないものが多いと困りますよね。
必要なものは事前に確認し、病院から貸し出しのない育児必須アイテムは揃えておきましょう。
授乳クッション
新生児はとっても小さいので、どうしても授乳の際に乳房との高さを調整するために授乳クッションを使います。
授乳クッションは産院によって、貸出がある場合とない場合があるので、確認しておいた方が良いです。
ついでに、私オススメの授乳クッションを紹介しておきますね。

こちらの商品は、妊娠中から抱き枕にもなる便利アイテムです。
妊娠後期や臨月になると、横向きに寝た時に股関節が痛くなるのが悩みでした。
しかし、この抱き枕を使うようになってから寝る時の股関節の痛みが軽減されたので、これがあると安心ですよ。
いらなかったもの
入院中に、持ってはいったものの使わなかったグッズもあったので紹介します。
本などの暇つぶしグッズ
産後は、赤ちゃんのお世話と自分の身体を休める事が大切なので、本などを読んでいる時間はあまりなかったです。
産後は目を休めることも大切ですしね。
ただ、育児本など入院中から読みたいものがあれば、持っていくのも良いでしょう。
たくさんのお菓子
産後は、乳腺炎予防に母乳を詰まらせないようにすることが大切なので、お菓子など脂質の多いものは沢山食べ過ぎないように、と産院から説明を受けました。
産院によっては、ご飯が味気無さすぎて、お菓子が食べたくなる場合もあると思いますが、食べ物を持ち込んでも良いかは事前に確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
帝王切開の術後は、傷の痛みで思うように身体が動かせません。
便利グッズを準備しておいて、少しでもラクに産後を乗り越えられますように。
産後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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