ウォーターサーバーでミルク作るとき沸騰させるべき?疑問を解決!

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子育て

ウォーターサーバーでミルクを作る時は一度沸騰させるべき?

赤ちゃんのミルク作りはどんなことに気をつけたらいい?

はじめての子育てなら特に、赤ちゃんのお世話について分からないことだらけですよね。

ウォーターサーバーでミルクを作る際は、基本的に水を沸騰させる必要はありません。

また、赤ちゃんに与える水は「ミネラルの少ない軟水」を選んでおけばOKです。

ミルク作りのお悩みに、看護師&二児の母であるモモママがお答えしますね!

この記事の内容は以下の通り。

  • ウォーターサーバーのお湯は沸騰させずそのまま使って大丈夫
  • ミルクを冷水で割って温度調整するときも一度沸騰させなくていい(※衛生面において何点か注意が必要)
  • 赤ちゃんには必ずミネラルの少ない軟水を与える
  • ウォーターサーバーでのミルクの作り方

ウォーターサーバーでミルク作るなら沸騰いらない

ウォーターサーバーでミルクを作る場合は、温水や冷水を一度沸騰させる必要はありません。

きちんと衛生管理のされたウォーターサーバーの水を使えば、赤ちゃんのミルクは問題なく作れます。

この章では、ウォーターサーバーでミルクを作る際にお湯を沸騰させる必要性について解説しますね。

ミルク作るときウォーターサーバーの温水は何度?

赤ちゃんのミルクを作る際は、ウォーターサーバーの温水を必ず70℃以上に設定しましょう。

粉ミルクには、赤ちゃんの体内に入ると食中毒を引き起こしてしまう原因となるサカザキ菌やサルモネラ菌が潜んでいることがあります。

これらの細菌は70℃以上のお湯で死滅することが分かっていますので、必ずウォーターサーバーの温水は70℃以上で設定しておきましょう。

お湯を注ぐ際に空気に触れる事で若干温度が下がる事が予想されるため、確実に粉ミルクを70℃以上のお湯で溶かせるよう、ウォーターサーバーの設定温度は75℃以上が望ましいと考えられます。

そもそもなぜ沸騰したお湯でミルクを作るの?

そもそも、なぜミルクを作る際に沸騰させる必要があるのでしょうか。

赤ちゃんのミルク作りにおいて沸騰させる必要がある水は、残留塩素や不純物、発がん性のあるトリハロメタンが含まれている水道水です。

水道水はダムなどに貯められた雨水や山水が浄水場で処理され、地下にある水道管を通って各家庭まで供給されています。

浄水場で処理された水は、日本の水道法に定められる厳しい水質基準をクリアして供給されているので安心です。

しかし、その処理された水が通っていく水道管は改修工事が追いついていないため老朽化が進んでいるのが現状です。

また、団地やマンションで生活している場合は、屋外や屋上に設置されている貯水槽に一度貯められた水を水道水として各部屋に供給しているため、貯水槽の衛生状態により水道水の水質は左右されます。

貯水槽の管理は団地やマンションのオーナーに委ねられていることが多く、きちんと管理や清掃がされていない場合は貯水槽に害虫や鳥が侵入したり浮いていたりすることもあります。

そのような水道水を赤ちゃんのミルク作りの水として使うのは気になりますよね。

水道水に含まれる残留塩素や不純物を取り除くためにも、水道水をミルク作りに使う際は必ず一度沸騰させましょう。

ミルク作りに使うお湯は何分沸騰させる?

水道水の残留塩素や不純物、トリハロメタンを除去するためには、鍋ややかんに蓋をしない状態で10分程度沸騰させることが必要です。

鍋ややかんに蓋をすると、沸騰させることで蒸発するトリハロメタンなどが除去できないため煮沸の意味が無くなってしまいます。

このことから、水道水を使う際は、蓋が付いていて連続沸騰のできない電気ケトルでミルク作りをするのは推奨できません。

もし自宅の電気ケトルでミルクを作りたい場合は、赤ちゃんのミルク用に作られた調乳水や硬度の低い軟水などをケトルで70℃以上に加熱して調乳しましょう。

我が家では、温度調整可能な電気ケトル×500mLの調乳に適したボトル水といった安全な方法でミルク作りを時短しています。

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ウォーターサーバーでのミルク作りに冷水は使っていい?

ウォーターサーバーでミルクを作る際は、先に粉ミルクを70℃以上の温水で溶かしていれば、冷水を加えてミルクを冷ましても問題ありません。

赤ちゃんのミルクを作る際は、ミネラルの少ない水を選びましょう。硬水のようなミネラルの多い水を内臓機能の未発達な赤ちゃんに与えると、赤ちゃんが下痢をしたり体調を壊したりしてしまいます。できればミルク作りには硬度60mg/L以下の水が望ましいです。

詳細は以下の記事で解説しているので参考にしてください。

内部リンク

ちなみに、赤ちゃんのミルク作りには硬度が低く不純物が除去されたRO水が調乳に向いています。

ウォーターサーバーの水には、天然水とRO水の2種類がありますが、私からRO水を使った赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバーを4つ以下の記事で紹介しています。

妊娠中のプレママや子育て中のパパママには、普通にウォーターサーバーを契約するよりもお得なプランがあるので、しっかりチェックしてくださいね。

ウォーターサーバーでのミルクの作り方

ウォーターサーバーでミルクを作るときには、以下の手順を参考にしてください。

①消毒した哺乳瓶を準備する

②哺乳瓶の中に必要な量の粉ミルクを入れる

③ 70度以上に温度設定したウォーターサーバーの温水を哺乳瓶に注ぐ

※ミルクを水で割って温度調整したい場合は、温水:冷水= 3:2の割合で調乳する。

④哺乳瓶の外側から水道水や氷水などを当て、ミルクを人肌程度に冷ます。

⑤適温になったミルクを赤ちゃんに飲ませる。

以上の手順でミルクを作ってみてくださいね。

粉ミルクに含まれている可能性のあるサカザキ菌やサルモネラ菌を殺菌するために、必ず先に温水から注いでください。

まとめ

  • 衛生管理のされたウォーターサーバーであれば、ミルクを作る際に沸騰させなくていい。
  • 赤ちゃんのミルクは必ず先に70度以上で調乳する。
  • 水道水でミルクを作る際は、残留塩素やトリハロメタンを除去するために蓋をしていない状態の鍋ややかんで10分以上沸騰させる
  • 毎回10分もミルク作りのためにお湯を沸かすのが大変なら、赤ちゃんの身体に負担のない軟水をケトルで70度以上にして調乳すれば時短になる
  • 温度調整できる電気ケトルと500mLのボトルが衛生的で赤ちゃんの体にも負担がないのでおすすめ
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