節約のためスーパーで汲める無料の水を飲んでいるけど、汚くないのかな？
そもそも水を無料にして儲けはあるの？なんで無料なの？
スーパーで汲める水は、はじめのボトル代のみ購入すれば、ずっと無料で持ち帰れます。
多くの人が利用しているのに、どうして無料で提供できるのか一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか？
この記事では、スーパーの無料の水はどのような水なのか、衛生面はどうなのかなど気になる点について調べてみたので詳しく解説します。
毎月定額で、買い物帰りに重い水を運ぶ負担もなくキレイな水が飲める「浄水型ウォーターサーバー」も最近話題です。
詳細が気になる人は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
スーパーにある無料の水の正体は？
スーパーで無料で汲める水の正体は、ほとんどの場合RO水かアルカリイオン水です。
両者はどのような水で、何が違うのでしょうか？
ここでは、RO水とアルカリイオン水について詳しく解説します。
RO水
RO水とは、水道水などの原水を超微細な逆浸透膜フィルターで濾過し、塩素やミネラル成分、不純物などを除去している水を指します。
水のおいしさは、水に含まれるミネラル成分の量で左右されるため、RO水は市販のミネラルウォーターよりも味を感じにくいのが特徴です。
アルカリイオン水
アルカリイオン水とは、アルカリイオン整水器などを使って普通の水を電気分解することでアルカリ性にした水を指します。
胃腸症状の改善が期待できたり、アトピー性皮膚炎や美容に効果があるとされている水です。
アルカリイオン水は素材の味をおいしくする効果があるとされているため、お茶やコーヒーに利用する人も多いようです。
スーパーで汲める水はなぜ無料なの？
市販のペットボトルの水を買うと、1本あたり最低でも80〜100円程度はかかってしまうのに、水をくむと無料になるのはなぜでしょうか。
実は、スーパーの無料の水は原価がほとんどかからないのです。
ここでは、スーパーで汲める水がなぜ無料なのか詳しく解説します。
集客効果を狙っているから
水は人間が生きる上で欠かせない存在です。
子どもからお年寄りまで、幅広い年代で水は必要なので、無料でもらえるスーパーがあるなら買い物へ行きますよね。
無料の水があれば、なくなる度にスーパーに足を運ぶことになるため、リピーターも期待できます。
多くの人が「水汲みにお店に行ったからには、せっかくだから何か買い物をして帰ろう」と感じるため、無料の水で集客効果を図っているのです。
原価がほとんどかからずボトル代が収入に
スーパーの無料の水は、RO水の場合であれば超微細なフィルターで原水（水道水）をろ過して作られているため、原価がほとんどかかりません。
水道水は1リットルあたりの値段が0.2円なので、いくらお客様にお水を提供してもあまりマイナスにはなりません。
スーパーの無料の水を汲むにあたって、はじめに購入するボトル代は1本500円前後なので、ボトル代で利益が生じていると考えられますね。
スーパーの無料の水 メリット・デメリット
スーパーの無料の水は、家計の味方となりメリットばかりあるように感じますが、デメリットもいくつか存在します。
ここでは、スーパーに行けば無料で汲める水のメリットやデメリットについて詳しく解説します。
スーパーの無料の水 メリット
スーパーの無料の水を利用すると、水代の大きな節約になったり水道水よりも安心して使えたりなどのメリットがあります。
水を購入するよりも節約できる
スーパーの無料の水は、はじめにボトルさえ購入すればあとはずっと無料です。
2リットルの水のペットボトルが1本100円だとすると、毎日飲み続けることを考えると水代だけでかなりの出費になります。
スーパーの無料の水を活用すれば、水やお茶など、飲み物を買い続けるよりも圧倒的に節約になりますね。
プラスチックごみの削減になる
スーパーの無料の水を活用すれば、毎回同じボトルを使い続けるためゴミが増えません。
家庭でのゴミが減らせるので環境にも優しいですね。
水道水より安心して使える
日本の水道水は飲んでも問題ないレベルの質が保たれています。
実はこれは凄いことで、世界中で水道水が飲める国はほんのわずかなのです。
しかし、最近は水道管の老朽化やマンションの貯水槽の管理不足などにより、水道水が確実に綺麗で安心できるとは断言できません。
その点スーパーの無料の水は、逆浸透膜と呼ばれる超微細なフィルターで不純物をろ過しているため、水道水より安心して飲めるメリットがあります。
スーパーの無料の水 デメリット
スーパーの無料の水は、主に衛生面においてデメリットが大きいと言えます。
ここでは、スーパーの無料の水を活用するとどのようなデメリットがあるのか解説します。
スーパーの水は雑菌が繁殖しやすい
スーパーの無料の水は、水道水のように殺菌製粉である残留塩素が含まれていないため、雑菌が繫殖しやすい状態になっています。
「水道水は塩素のにおいが気になる」と感じる人も多いですが、残留塩素は水道水に雑菌を繫殖させないための重要な成分なのです。
残留塩素が含まれていない、スーパーの無料のRO水やアルカリイオン水は数日以内に使い切ることが大切です。
ボトルは不衛生になりやすい
スーパーの無料の水は、ボトルに新しく水を入れる前にはしっかりと洗って清潔にすることが大切です。
ボトルを洗わずに使い続けると、ボトルの中にヌメりが生じたり、キャップ付近に赤カビが発生する可能性があります。
せっかく汲んだ水が不衛生だと、飲むのが不安ですよね。
毎回、キレイに洗って乾かしてからボトルに新しく水を入れましょう。
重いボトルの持ち運びが大変
スーパーで無料で水が手に入るのはメリットですが、何リットルもの水のボトルを家まで持ち帰るのは大きな負担です。
スーパーでは、食品や日用品を買ったうえで水のボトルまで運ばなくてはならないため、買い物へ行く人の負担が大きくなります。
清掃や管理が行き届いているか不透明
スーパーで汲める無料の水は、いつ、どのようなメンテナンスや清掃がされているのか分かりません。
また、他の人が給水口や水が出る周囲を触っていても分かりにくいため、手の雑菌などがボトル内に混入することも考えられます。
特に、無料の水は残留塩素が含まれていないため雑菌が繫殖しやすい状態となっているため、水の衛生面において少し不安がありますね。
スーパーの無料の水だと衛生面が不安なため、子どもたちには、ペットボトルの水をまとめ買いしたり、水道水を浄水器に通したうえで煮沸して飲ませるようにしました。
ポチップ我が家はいつも、楽天やAmazonでいろはすをまとめ買いしています。
水の硬度が低いため、乳児から飲ませられて安心なのでおすすめですよ。災害時の備蓄用にも◎
また、水道水の質が気になる人には、浄水器の活用も検討してみてはいかがでしょうか。
ポチップ我が家で愛用している、こちらのパナソニックの浄水器は、水道の蛇口に装着でき「浄水・原水・シャワー」と3段階に切り替えられるのでとても便利です。
スーパーの無料の水を使う時の注意点
スーパーで汲める無料の水は家計にとって大きな味方ですが、衛生面においていくつか注意すべき点があります。
「スーパーの無料の水 デメリット」の部分で触れたように、水が空気に触れるため雑菌が混入しやすいのが特徴です。
無料の水を安心して活用するために、以下の注意点を守ってくださいね。
水は数日以内に使い切る
スーパーの無料の水は、残留塩素が含まれている水道水とは異なり、すぐに雑菌が繁殖しやすい状態です。
また、水を汲む際に空気に触れるため雑菌が水の中に侵入したり、ほかの人が水を汲む際に指が給水口に触れることで手指の雑菌がそのままボトルの中に入っていたりする可能性もあるのです。
雑菌が繁殖してしまう可能性が高い水であるため、衛生面を考えて数日以内に使い切るよう心がけましょう。
ボトルは毎回洗い清潔にする
水を入れるボトルは、油断するとすぐに雑菌が繫殖したりカビの温床になる可能性があります。
水を飲み終えたら毎回しっかり洗い、乾燥させ清潔を維持しましょう。
何度も使うとボトルが劣化したり破損したりすることがあるため、定期的に新しいボトルに交換することを推奨します。
乳児にそのまま飲ませない
スーパーの無料の水を赤ちゃんに飲ませるのは避けた方がいいでしょう。
赤ちゃんの抵抗力は大人と比べるとまだまだ弱いため、どんな細菌が入っているか分からない水を飲ませると体調を崩す可能性があるため少し不安です。
赤ちゃんには調乳用水や湯冷まし、軟水で衛生的に問題のない水を飲ませてあげましょう。
抵抗力の低い赤ちゃんにおすすめな水は以下のとおりです。
- 水道水を10分以上沸騰させた湯冷まし
- ペットボトルの軟水
- 赤ちゃんのための調乳用水
- ウォーターサーバー
ちなみに、mymizuアプリなら全国の無料の給水所が探せますよ♪
まとめ
スーパーの無料の水にはメリット、デメリットが多くありますが、やはり無料で水が手に入ることから家計の大きな味方であることは間違いありません。
水代を節約したい人にはぜひ活用してほしいサービスです。
冒頭でも紹介しましたが、水を毎回持ち運ぶのが重くて大変なら、給水機と同じような「浄水型ウォーターサーバー」が便利です。
毎月定額で、水道水をそそぐだけなので、ボトル交換の手間や追加料金もなく利用できます。
衛生面が気になるなら無料の水はやめて、浄水器やウォーターサーバーを活用するのも一つの手です。ボトルの水をかうのもありですね♪
ウォーターサーバーの中でも、RO水のウォーターサーバーは比較的安めで手が出しやすいので、まとめた記事を貼っておきます。
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